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アニメ

トライガン・スタンピード第7話感想|君の名は

暴走するサンドスチームが目指すのは、ウルフウッドが育った孤児院がある「ホープランド」だった。

さらに待ちれないと言わんばかりにイオン砲まで起動を開始する。

イオン砲の発射とサンドスチームの暴走。その両方を止める手段は――

「方法なんかあるわけないやろ!? ガッツと根性で何とかするんじゃ!!」

というわけで、『TRIGUN STAMPEDE』第7話「WOLFWOOD」の感想です。

  • 原作は終盤のみ読んでいる
  • 旧アニメはリアルタイムで見たり見なかったり
  • 大まかな設定やヴァッシュの正体などは把握
  • 細部は全然知らない

という中途半端な人間が執筆しております。

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『TRIGUN STAMPEDE』#07 WOLFWOOD 感想

画像引用元:https://www.youtube.com/watch?v=5pqxyhz80-0

#07 WOLFWOOD
放送日 2月18日
絵コンテ 福田道生
演出 大石美絵

ついに感想が一週遅れになってしまいました。

果たして私はこの遅れを取り戻すことができるのでしょうか(セントラル・クエスチョン)。

第7話の感想は、以下の三つに分けて記述しました。

原作の根幹にかかわる部分のネタバレがあります。

アコーディオンボックス内に格納しておりますのでお気を付けください。

紫煙は紅茶に浸したマドレーヌのように リヴィオの覚醒と行く末は

第7話でもっとも印象的だったのは、煙草をくわえたウルフウッドとリヴィオが対峙するシーンでした。

実の兄のように慕っていた男がくゆらす紫煙のにおいで自我を取り戻すというシチュエーションは、エモくもエロかったです。

覚醒したリヴィオは狂乱状態に陥って自害を図り、サンドスチームから転落……100%生存確定!

散々驚異的な再生能力を見せつけたうえに、ご丁寧にレガートたちに回収までさせてますしね。

ネブラスカ親子だって生きてるんだぞ! 親父の方はともかくゴフセフお前は爆発四散してないとおかしいだろ!

ところで、公式からのアナウンスでは8話から「最終幕」だそうですね。

しかし、自我を取り戻したリヴィオのフラッシュバックを見る限りでは、やっぱりコレ分割2クールだって(震え声)!

もし1クールだったら6・7話が三幕構成における「ミッドポイント」となるわけですが、そのタイミングで新キャラと伏線お出しします????

完結済みの物語を再構築した結果が打ち切り漫画みたいな構成ってそんなのありえませんよ~。

え? 封神演義? やだなあ一度もアニメ化なんてしてないでしょ。冗談はおよしになって。

というわけで『TRIGUN STAMPEDE』は分割2クール! Q.E.D.証明終了!

厄介オタクのクソ布教 なにしに来たんだこいつらは

確か原作・旧アニメのレガートは、ナイヴズへの信仰心からくるクソデカ感情をヴァッシュに向けていた気がします。

ですが『TRIGUN STAMPEDE』のレガートは、クソデカ感情がウルトラCをキメてウルフウッドに対して熱心な布教活動に勤しんでいるようです。一体何しに来たんだ。

いやホントにしに来たのこの人たち!?

そもそもなんでウルフウッドはヴァッシュと行動を共にしてるんでしたっけ(そこから!?)。

ヴァッシュを暗殺……ではないでしょう。

だとしたら、第5話で文字どおり命を削ってヴァッシュを助けるはずがありませんし。

おそらくは「ヴァッシュを無事にジュライまで送り届ける」というような任務だと推測されます。

すると、第4話はザジと組んで一芝居打ったわけではなく、ザジが戯れにちょっかいを出してきた、ということでしょうか。

ということは第6話・7話のレガートは、任務ではなくウルフウッドに対する純粋な布教活動のためにやってきたということに。

つまり、ウルフウッドなら必ずヴァッシュを守り抜くと信じて、リヴィオを殺させるために彼を送り込んだのです! なんなんだその歪んだ信頼は。

なぜレガートの執着心の矛先は、ヴァッシュからウルフウッドに変更されたのでしょうか。

不殺主人公の代名詞であるヴァッシュですが、実のところ原作・旧アニメでは自分の意志でレガートを手にかけています。

もしや『TRIGUN STAMPEDE』では、ヴァッシュにパーフェクト不殺を達成させるつもりなのでしょうか。

ですが、それだと結局ウルフウッドに汚れ仕事を押し付けることになってしまいますが。

ウルフウッドとメリルのセントラル・クエスチョン

第6話の感想は、ウルフウッドの「セントラル・クエスチョン」について言及し、

「次回、第7話でウルフウッドは我々にどのような問いかけを提示するのでしょうか」

で締めくくりました。

「セントラル・クエスチョン」とは、「果たして主人公は○○できるでしょうか」という物語全編を貫く問いかけのことです。

今回第7話にて、ウルフウッドの「セントラル・クエスチョン」が明確になりました。

彼の問いかけは……「果たしてウルフウッドは孤児院に帰れるでしょうか?」です!

はあ? オドレどこにそんな描写あった? 適当なことぬかすなやボケェ! 

と、どこかのパニッシャーの怒声が聞こえる気がするので、ご説明します。

そもそも第6話にて、ウルフウッド自身が「孤児院に……帰るんや!」と言っているのです。

そして第7話。

孤児院が無事やなかったら、「死んだほうがましやった」ってくらい苦しませてから……オドレを殺す!

引用元:『TRIGUN STAMPEDE』第7話

と孤児院への思いを露わにしつつ、

黙れ! ワイは「パニッシャー」や。ワイはオドレと違う。「ニコラス・ザ・パニッシャー」なんや……!」

引用元:『TRIGUN STAMPEDE』第7話

「パニッシャー」を名乗り「孤児院へは帰らない。帰れない」ことを示してからの、サブタイトル『WOLFWOOD』がスッ……と挿入。

ここで、ウルフウッドのセントラル・クエスチョン、「果たしてウルフウッドは孤児院に帰れるでしょうか?」が確定しました。

なんかこじつけくさくない? と思われる方もいらっしゃるでしょう。

私もそう思います!

もっと分かりやすい再提示があると思ってたんですけど、まさかヴァッシュのプラントバレで終わるとは……。

予想外と言えば、メリルの「セントラル・クエスチョン」の再提示が来るとは思いもよりませんでした。

彼女は分かりやすく「果たしてメリルはヴァッシュの行く末を見届けられるのでしょうか」ですね。

メリルはウルフウッドのように明確に台詞として発したことはありませんが、第2話・第3話でそれと分かる描写がされていました。探してみてください。

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