兄であるミリオンズ・ナイヴズを止めることができず、結果的にジェネオラ・ロックの街を壊滅させたヴァッシュ。
彼は人々の怨嗟を背に独り夜の砂漠に歩を進めた――
ものの、新聞記者のメリルとロベルトも密着取材とばかりに同行することに。
第三都市ジュライを目指して車で砂漠を走る一行の眼前にふらりと現れたのは、黒いスーツ姿の青年。
だが車は急に止まれない。
ハンドルを握っていたメリルは、うっかり青年を轢いてしまうのだった。
ワムズが支配する砂漠の只中を、墓石めいた巨大な十字架を背負って歩いていたこの男は一体――?
というわけで、『TRIGUN STAMPEDE』第4話「HUNGRY!」の感想です。
- 原作は終盤のみ読んでいる
- 旧アニメはリアルタイムで見たり見なかったり
- 大まかな設定やヴァッシュの正体などは把握
- 細部は全然知らない
という中途半端な人間が執筆しております。
- Vol.1
- Vol.2
- Vol.3
- 原作
『TRIGUN STAMPEDE』 #4 HUNGRY! 感想
#4 HUNGRY!
放送日 2023年1月28日
絵コンテ 青木弘安
演出 ヤマトナオミチ
ついにウルフウッドが登場しました!
速水奨さんが演じる旧作ウルフウッドには大人の色気がありましたが、細谷佳正さん演じる今作ウルフウッドはガラの悪さ増し増しですね。
感想がほぼほぼ一週遅れになってきましたが、果たして最終話まで書き続けられるでしょうか。
今回は、キャラクター同士の掛け合いや外連味あるアクションを素直に楽しめるお話でしたので、良い意味で書くことが少なめです。
第4話の感想は、以下の二つに分けて記述しました。
少年の体躯に十字架背負い ウルフウッドの幼さについて
『TRIGUN STAMPEDE』第4話でもっとも気になったのは、ウルフウッドの体格や顔立ちについてです。
ヴァッシュは声色や眼差しに少年的な繊細さを帯びていますが、ウルフウッドは肉体に少年の華奢さが宿っているように感じました。
当世風のキャラクターデザインだからそう感じるのかな、とも思ったのですが、しっかり成人男性の身体をしているヴァッシュと比較すると、明らかに少年的。
単に痩躯なだけでなく、顔立ち自体も幼いのです。
ヴァッシュ・ウルフウッド・ロベルト先輩の三人を見比べてみるとよく分かります。
幼く見える原因は明確で、髪のボリュームに対して顔が小さい……というか頭部が大きいのと、首が細いため。
結果的にそうなったのか、はたまた意図的なキャラクターデザインなのか。
実際のところ、『TRIGUN STAMPEDE』第4話時点のウルフウッドの肉体年齢は、何歳くらいの設定なのでしょうか。
原作終盤はヤングキングアワーズ本誌を読んでいたので、原作ウルフウッドが迎えた結末は把握しています。
原作バイアスがかかってそんなふうに見えている可能性大ですが、もしかしたら、ウルフウッドの設定を加味して少年的な痩躯にデザインされているのかもしれません。
スタッフ有志によるお絵描きを掲載予定ですが、何かを察したのでこちら現在アニメイト池袋本店さんにて展示されているものと同様ものです。常識の範囲内で参考にしていただければ。 pic.twitter.com/deA73AcGlF
— オレンジ: トライガン、アニメ制作中 (@cg_orange_inc) January 27, 2023
公式のウルフウッド表情集を見るとそこまで幼くも痩せてもないですね!
私の思い込みでした! はい解散解散!
そうなると、なんで3Dモデルはあんなに細いのでしょう。
一級フラグ建築士ロベルト先輩 デリンジャーは死の香り
『TRIGUN STAMPEDE』が1クールならロベルト先輩死なないな、と思っていたのですが、やっぱり2クールで、ロベルト先輩は死んでしまうかもしれません。
今回の第4話にてロベルト先輩が護身用に持っている銃がデリンジャーだと判明しました。
確か原作・旧アニメのメリルって、デリンジャー使いじゃありませんでしたっけ。
完全に形見になるやつだコレ~~~~~!!
わざわざウルフウッドに「ハリボテみたいなデリンジャー」と言わせてまで強調するのには必ず意味があるはずです。
「誰も発砲することを考えもしないのであれば、弾を装填したライフルを舞台上に置いてはいけない」
ってチェーホフも言ってますしね。
今回あらためて感じたのですが、やっぱりロベルト先輩が作劇上便利すぎる。
スムーズに話が進みすぎるので1クールアニメならともかく、2クール以上なら途中で退場するよりほかはないと思います。
- Vol.1
- Vol.2
- Vol.3
- 原作
コメント