読書

2024年11月の読書記録:漫画から科学まで多彩なジャンルを楽しむ

※この記事にはプロモーションが含まれています。

貧しい生活ながらも、11月は漫画の最新巻を追いかけたり、勉強になる実用書を購入してみたり、古典に挑戦したりと、いろんなジャンルの本を楽しみました。

そんなささやかな読書時間を振り返りながら、今回は本を買った理由や実際に読んだ感想をご紹介していきます。

あなたの読みたい本リストの参考になれば幸いです。

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  • 読んだ本
  • 読みたい本
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※分類は日本十進分類法10版に準拠しています
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11月に買った本一覧と感想

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11月に購入した書籍は、以上の4冊です。

読みやすい漫画と新書はすぐに読んでしまったのですが、『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』は後回しになってしまいました。

汚れやすい・折れやすい装丁だと雑な読み方ができなくて、読むタイミングを逃しがちです。

クレバテス8巻(Kindle版)【読了】

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『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』は、『いばらの王』『ディメンションW』の岩原裕二先生によるダークファンタジー。

アニメ化も決定しており、アマゾンレビューでの評価も高い……にもかかわらず、まったく話題にならないのはナンデ?

KADOKAWAから紙書籍の新装版が出版され始めたため、「新装版が追いつくまで8巻はお預けかなあ」と思っていたら、これまでどおりの刊行ペースで発売されました。

電子版は引き続きLINEから発売されるようです。

第8巻では、クレンことクレバテスが召喚した眷属魔獣に立ち向かう学園生たちの戦いをメインに、新たに登場した組織や各国の思惑が交錯する様子が描かれています。

物語の焦点は、学園生たちが「紋」という力を駆使して挑む抗戦。

ヴォーデインの意志に操られるような状況下で、彼らが「誰か」を想いながら、限界を超えた力を発揮する姿が印象的でした。

そして、ヴォーデインの「真の勇者の最も重要な欠片/それは/友を想う心だ」の意味するものは。勇者に対するクソデカ感情を感じる……。

次巻、ついに勇者伝承が復活する――?

物語の風呂敷をたたみ始めてない? まだ続くよね? 大丈夫?

紙書籍新装版!

超巡!超条先輩3巻【読了】

『超巡!超条先輩』は、週刊少年ジャンプにて連載中の「超能力ポリスコメディ」。

第3巻は、新キャラクター・獅子原非有児ヒュージの登場により、キャラクター同士の掛け合いがさらに豊かに。

獅子原は元伝説の極道でありながら街で人気者という侠気あふれるキャラクターで、似て非なる性格である超巡の立場が脅かされます(脅かされてない)。

それ以外にも、やたら解像度が高い格ゲー回、ベーゴマで闇落ちする激重おじさん(通常運行)や、ちょっぴりホラーな「ハセガワさん」など、バラエティに富んだ話を収録。

その中でも、ポンちゃんと恵那院のデート回と、読心できなくなった超巡の自他境界が崩壊する回がお気に入りです。

  • 1巻
  • 2巻
  • 3巻

まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』は、阿部幸大氏が執筆した、人文系論文の書き方を包括的に解説する一冊。

本書の特徴は、初心者から研究者までを対象にしており、期末レポートや卒業論文、そしてトップジャーナル向けの論文に必要なスキルを段階的に学べる点にあります。

最終学歴が高卒(底辺校)の私は論文の執筆とは永久に無縁なのですが、漫画やアニメのレビューを書くのに役立ちそうなので購入してみました。

人文系の賢そうな文章を書きたいんですよね(頭悪い発言)。

Kindle版27%ポイント還元!

父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門【読了】

「父が子に語る科学の話」は、科学史家ヨセフ・アガシが8歳の息子アーロンとの対話を元に執筆した科学入門書。

『チ。―地球の運動について―』の記事で紹介した本の一冊で、紹介したくせに読んでないのはどうなんだろうと思い、購入しました。

原著の初版が1968年のため、紹介されている偉人の人物像が古くなっていることを加味する必要がある――と身構えながら読んだのですが、その心配は全くの杞憂でした。

本書は、偉大な科学者たちを美化するものではなく、科学的思考の重要性や、彼らが間違いや挑戦を繰り返しながら新しい発見に到達する過程に重点が置かれており、普遍的な科学の営みが描かれています。

終盤のファラデーのパートで、なんとなく著者の筆が乗っているような印象を受けたのですが、『Faraday as a Natural Philosopher(自然哲学者としてのファラデー)』という著作があるらしくて、納得しました。

11月に読んだ本と感想

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11月に読んだ本は、購入した3冊と、Kindle Unlimitedで読んだ「失われた世界」の合計4冊です。少なっ。

11月購入分で読了済みの本の感想については、上述の項目をご参照ください。

失われた世界 (光文社古典新訳文庫 Kindle版)

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『失われた世界』は名探偵ホームズで知られるアーサー・コナン・ドイルの冒険小説。

変わり者のチャレンジャー教授が「アマゾンの奥地では、古代に絶滅した生物達たちが生息している」と主張し、探検隊への参加者を募ります。

名乗りを上げたのは、本作の語り部である新聞記者の青年マローン君と、著名な冒険家のロクストン卿、そしてチャレンジャー教授に対して批判的なサマリー教授でした。

チャレンジャー教授の案内でアマゾンに足を踏み入れた一行は、途中でトラブルに見舞われつつも、目的の台地に辿り着きますが――

100年以上前の冒険小説ですがチープさはなく、探検の緊張感、予想外の展開、個性豊かな登場人物たちのユーモア溢れるやりとりが魅力的。

コナン・ドイルの文才に加え、光文社古典新訳文庫の現代的かつ柔らかな翻訳で、さくさく読み進められました。

Kindle Unlimitedの読み放題対象!

11月に「読みたい本リスト」に加わった本

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購入が確定しているのは、『ゴーストフィクサーズ』の3巻のみ。

また、『ゴーストフィクサーズ』に関連する(と私が勝手に思っている)、フィクション論や形而上学に関する本を読んでいきたいのですが、専門書はそれなり以上のお値段がするので、手が出しにくいのが現状です。

11月のライター報酬、約56,000円ぽっちで、家賃と水道・ガス代しか賄えなくて草生えます。この草食べられます?

ライン工時代に貯めたお金が残っているので、まだ年を越せる余力はあるのですが……。

いっそのこと開き直って散財しようかしら。

まとめ

11月はあまりお金がない中でも、読書を楽しむことができた月でした。

漫画では物語やキャラクターに胸を躍らせ、科学の入門書では知的好奇心を満たしました。

それぞれの本が貧しい生活に小さな彩りを添えてくれたと感じます。

『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』に手をつけられませんでしたが、焦らずタイミングを見てじっくりと向き合いたいです。

この記事が皆さんの読書の参考になれば嬉しいです。

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