アニメ版ゴーラッシュ3年目の放映が間近に迫った今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は2023年12月4日に発売された、遊戯王ゴーラッシュ!!第3巻の感想をいまさらながら認めています。おせーよホセ。
筋トレを再開したら劇的に体調がよくなったので、今年はなんとか時間を確保して、もっとブログの更新頻度を上げていきたいと思います。
というわけで、あらためて遊戯王ゴーラッシュ!!第3巻の感想です。
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遊戯王ゴーラッシュ!! 第3巻の大まかな流れ
誰だお前!? 大王だよ。
すぎたん、とうとう男子キャラの作画も趣味に走り出したな……(誉めてる)。
ルーグが表紙に描かれていることからも分かるとおり、遊戯王ゴーラッシュ!!第3巻は1冊ほぼまるごと、ルーグ大王編でした。
2巻まではアニメとほぼ同じ流れでしたが、3巻はオリジナル展開と言ってもよいでしょう。
遊歩VSみつ子、遊飛VSセツリはアニメ版にはなかった対戦カードです。
また、ルーグ戦は5話かけて描写しているので、ロヴィアンの時に感じたバックグラウンドの薄さも改善されていました。たとえ1ページでも絵で描写されるだけでだいぶ違いますね。
さらに、ニャンデスターの人間形態化エピソードを、インターバルの日常回に持ってきたのも構成が上手い。
ニャンデスターのおっぱいばかりが注目されがちな漫画版13話ですが、ジャージやダサT、ダサパーカーとみながラフな服装で「OFFの日」感が楽しめるのもポイントです。
悲劇の大王と忠臣
漫画版ルーグは、アースダマーに暴露したことで異能に目覚め、その結果、力を暴走させ故郷の星を氷漬けにしてしまいました。
アニメ版のおもしろ要素はすべてオミットされ、純然たるシリアスキャラとして描かれています。
ルーグがアースダマーを回収しているのは、自分のような人間を増やさないため。たとえそれにより、均衡が崩れ、宇宙が崩壊するとしても――
「悲しみを宇宙ごと消します」は、やや短絡的な気もしますが、それもアースダマーの影響によるものなのでしょうか。
だとしたら、アースダマー自体が宇宙の崩壊を志向しているということになります。
そもそもアースダマーってなんなんだよ。アニメ本編でも未だ明かされていない……はず。
セツリ曰く「宇宙を構成している宇宙の一部」だそうですが。
セツリと言えば、
誰だお前!? セツリだよ。
完全に成人してるんだなあ。
ストーリー上成人にする必要性がないので、完全にすぎたんの趣味ですねコレ。
おまけページで「眼鏡さえあれば読者は遊歩ちゃんだと認識してくれるので、いろいろ描き方を試している(意訳)」と書いていたので、セツリも同様のアプローチでしょうか。
外見だけでなく性格も異なり、アニメでは忠誠心の欠片もなかったセツリですが、漫画版は忠義に篤くデュエルも熱い男になっていました。熱すぎて若干様子がおかしかったです。
ルーグと主従である以外の関係は明確に描かれていませんが、昔はよくデュエルで遊んでいた仲のようなので、幼馴染なのかもしれませんね。
いちばんエロいのはニャンデスターではなく
遊戯王ゴーラッシュ!!第3巻でもっともエロいのはユウディアス。
これに関しては異論は認めませんよ。おい、デュエルしろよ。
確かに、すぎたんの描くニャンデスターや女の子モンスターはえっちな身体をしています。
しかしエロくはないんですよ。生に満ち溢れているというか、元気で陽気なんですよ。
エロスと言うのは、生から死、俗から聖へ向けられる暴力です。その点において、すぎたんの女体は性的であってもエロではないのです。
ニャンデスターのおっぱいは、児童漫画誌という聖域を侵犯する暴力足りえるっちゃあ足りえます。
ですが、「最強ジャンプ」って大きなお友達向けの付録をつけまくっていて、ちびっ子の聖域感が薄いんですよね。すでに俗にまみれとる。それが悪いとは言いませんが。
一方で、引用画像のユウディアスは、デュエルのリアルダメージで口元を血で汚しており、死へ向かう暴力に晒されていることが明らかです。
それだけでなく、暴力によって口腔=体内を暴かれているのがこれまたエロい。まあ実際は罠発動を宣言しているだけなんですけど。
すぎたんの「イケメン描くの楽しい!」という喜びと、画力UPによる表情の描写が相まって、絶妙たるエロスが醸し出されています。
いいぞもっとやれ。
いろんな意味で次の第4巻が楽しみですね!
遊戯王ゴーラッシュ!!最終4巻は、2024年6月4日発売予定です!
は???????????
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